EML 京都大学 環境マネジメント人材育成国際拠点
EMLプログラムとは

拠点リーダーのメッセージ

 日本は、60年代、70年代の深刻な公害を克服し、世界的にもトップ水準の環境先進国になりました。その間には、技術開発、ノウハウ蓄積、法律整備、施策実施など、具体的に環境問題を解決する多数の知識・技能・経験を得ています。その一方、近隣アジアの途上国では依然、劣悪な環境問題が多数存在し、日本の経験があまり生かされていません。技術移転ための国際教育と現場に即した実践教育が日本では不足していたためです。

 今回、京都大学は、地球環境学堂・学舎、工学研究科およびエネルギー科学研究科の三部局が主体となり、科学技術戦略推進費「戦略的環境リーダー育成拠点形成」による「環境マネジメント人材育成国際拠点」事業を進めることとなりました。本事業では、途上国のニーズに応え政策的課題の解決に役立つ研究を行い、その環境問題の解決でリーダーシップを発揮する(国内外の)人材育成を目指します。カリキュラムでは、アジア諸国の環境問題の体系的理解のための学際的な講義科目と、問題発掘から解決法提示までの一連を習熟する数ヶ月の長期インターンシップ研修、アジア環境問題の実践的解決を目指す学位研究などを提供します。また、ハノイ・フエ・深圳に教員を常駐するフィールドキャンパスを設置するとともに、その他多数のサテライトオフィスをアジア関係大学内に設置し、学生の海外で研修・研究をサポートする体制を整備しています。

 本事業の成功には、アジア途上国の環境問題解決に強い興味をもつ国内外の学生の入学、海外プロジェクトを一緒に協働する行政、研究機関、企業、大学等が不可欠です。みなさまの積極的な参加を期待します。

EMLプロジェクトリーダー
藤井 滋穂(京都大学地球環境学堂 教授)

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