JICA草の根技術協力事業(パートナー型)
未利用資源の活用によるムジンバ県の小農の農業収入向上支援

インターン生がやってきた

ムズズ地域は一番暑い季節になりました、皆さんこんにちは。

日陰に入ると快適ですが、日中は28度くらい気温が上がります。

さて、10月に3週間ほど神戸大学大学院の学生さんである藤田茜さんが私たちのプロジェクト、そしてカウンターパートであるTiyeniにてインターンをしていました。

 

Tiyeniが実施するDeep bed farming(深耕による土壌保全型農法)トレーニングの様子、畝立てや堆肥作りのトレーニングなどを見学しました。

私たちELSaNプロジェクトでは、市場調査に同行してもらったり、建設済みトイレを見学してもらいました。

初めてのマラウイということで、他のアフリカ諸国とは違った点・似通った点それぞれ楽しめたかと思います。

インターン生の藤田さんからインターンの感想を頂きました。

 

こんにちは!神戸大学大学院の藤田茜と申します。
この度は貴重なご機会を頂戴し、2022年の10月の約3週間ほど、京都大学大学院地球環境学堂のELSaNプロジェクトとTiyeniのDeep Bed Farmingプロジェクトにてインターンシップをさせていただきました。
 
化学肥料の物価高騰が著しく農家さんたちがなかなか肥料を買うことができず苦しんでいるというお話を実際に伺う中で、このご事業は農家にとって「今まさしく欲しかった」事業なのだと現場からも伝わってきました。
もちろんこのような農業への活用のみならず公衆衛生にも貢献しているところもすてきな点です。
そしてこの自己資金で建設したトイレは、農家さんが綺麗に使っていたりドアを可愛く塗装していたりというところも見ることができ、「自分で作ったもの」という愛着を持って大切にされていきそうだなと感じました。
 
また、現地NGOの収量向上のためのご事業ともお互いのご事業が相補的に良い影響を及ぼし合うことができ、プロジェクトとしては終了した後にも現地に残っていく大きな可能性を秘めていることも、現地組織の既存事業に活用されていくという新たな持続性の形なのだと、素晴らしいと思いました。
 
重ねまして、ご同行させていただき多くの新たな発見と学びをいただいたことに、真常先生、矢谷様、そしてプロジェクトスタッフの皆様にお礼申し上げます。

 


 

藤田さん本当にありがとうございました。

ELSaN プロジェクトでは、このようなインターンシップ、現地見学など受け付けております。(ただし、かかる費用はご自身で負担いただきます。)

もしご興味のある方がいらっしゃれば下記のメールアドレス、TwitterInstagramのDMからご連絡ください。

Twitterではリアルタイムで発信していますので、ぜひこちらも見てください。