懇話会には対面21名・オンライン30名の計51名が参加しました。
「コミュニティを科学する」をテーマに、研究内容、コミュニティを対象とする研究の課題や学堂内での共同研究の可能性について議論が行われました。
落合知帆准教授が趣旨説明と災害後の住宅再建とコミュニティに関する研究を紹介した後、山口敬太准教授からは景観とコミュニティ:協働の実践知について、鬼塚健一郎准教授からICTを活用した農村コミュニティの再構築に関する研究発表が行われました。
ディスカッションでは、工学、農学、社会学と分野は異なるものの、コミュニティを対象とした研究の共通の課題や成果の発信、コミュニティの将来像に関する活発な議論が行われました。懇話会を通じて、分野を超えた意見交換が活発に行われ、今後の異分野間の連携や研究の発展が期待されます。
会場からは、参加した他分野の教員からも常に変化するコミュニティは流動的な環境という点からまさに環境学と言えるではないかという指摘もあり幅広い議論につながりました。