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京都大学国際シンポジウム

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「アジアにおける地球環境学の教育研究に関する京都大学国際シンポジウム」は、学堂設立当初より教育研究の国際連携を進めてきた活動の一つで、地球環境学堂の主催により毎年開催されており、各国の連携大学の研究者、学生が集まり議論する機会を提供しています。

2025年度の京都大学国際シンポジウム

京都大学国際シンポジウム2025「アジアにおける地球環境学の教育研究に関する国際シンポジウム:持続可能な食糧システムと生活の向上に向けて」を、2025年12月2日に、インドネシア・ボゴールのIPB大学を主会場にハイブリッド形式で開催しました。アジア諸国を中心に、27ヶ国91組織から研究者・学生・民間企業関係者など合計353名が参加しました。

シンポジウムは、田中千尋学堂長、Ernan Rustiadi IPB大学副学長による開催の辞から始まりました。続いて、西前出副学堂長、Ernan Rustiadi IPB大学副学長、縄田栄治ASEAN拠点長から、学際的・国際的な見地からシンポジウムテーマに関連する3件の基調講演が行われました。その後の若手研究者や学生による地球環境学に関わる3分野(Environmental Technology、Natural Resources、Global Ecology)で計62件のポスター発表を行い、実りある質疑応答が行われました。

午後からは、京都大学、IPB大学、バンドン工科大学、王立農業大学、ハノイ理工科大学、ダナン工科大学、フエ農林大学、フエ科学大学を代表する研究者によるパネルディスカッションを行い、各大学から教育・研究に関する国際連携の取り組みが紹介されました。続いて、本年度から新たに開始した国際共同研究プロジェクトに関して、概要説明と8件のプロジェクト紹介が行われました。最後に、ベストポスター賞の表彰式、及び河野泰之 京都大学副学長、Iskandar Z. Siregar IPB大学副学長による閉会の辞が述べられ、次年度ホスト大学を務めるハノイ理工科大学のNguyen Thi Anh Tuyet 副研究科長からの歓迎の挨拶で本シンポジウムは閉幕となりました。

本シンポジウムは、学際的・国際的な人的ネットワークを強化し、教育カリキュラムの向上や国際共同研究の推進に向けた重要な機会となりました。また、若手研究者にとっては研究発表や交流を通じて新たな視点を得る有意義な場となり、持続可能な未来に向けた協働の基盤が一層強固になることが期待されます。

田中学堂長による開会の辞

Ernan Rustiadi IPB大学副学長による開会の辞

西前副学堂長による基調講演

パネルディスカッション

ベストポスター賞表彰式

河野副学長による閉会の辞

クロージング

集合写真1

集合写真2

国際シンポジウム部会メンバー(Baars先生と市岡先生は撮影時不在)と田中学堂長

フライヤー

(PDF 4MB )

これまでの京都大学国際シンポジウム