地球環境学堂が共催する、環境経済・政策学会創立三十周年記念シンポジウム「アジアの温室効果ガス排出ネットゼロにむけた公正な移行」が2026年3月6日(金)に開催されます.
●日時:2026年3月6日(金)13:30-17:30(日本時間)
●会場:IGES本部,神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11
●主催:Team STRA (Sustainability Transition Research Asia)
●共催:地球環境戦略研究機関;環境経済・政策学会;京都大学地球環境学堂
●言語:第1部日本語,第2部英語(同時通訳なし)
●開催方法:オンライン
●登録:以下のフォームより,3月4日(水)までに事前登録をお願いいたします.
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/8SFO81SbQ2CdQHWNOoqwCA
● 目的
本シンポジウムは,温室効果ガス排出ネットゼロに移行(トランジション)を進化させる過程で生じている「公正でない移行」を取り上げ,この課題にどのように取り組むべきかを議論します.ネットゼロ排出への移行が深まるにつれ,移行の影響は国内にとどまらず,鉱物資源を含めた国際的なサプライチェーンやそれを通じた他国の温室効果ガス排出,エネルギー安全保障にも影響を及ぼすようになっています,この点を踏まえて,本シンポジウムは,国際的な公正に焦点を当てた議論を行います.
本シンポジウムは,2部構成です.第1部は日本語セッションで,再生可能エネルギーや電気自動車の生産と消費を急速に高めてきた中国を取り上げ,その急速な普及が国内外の経済及び温室効果ガス排出に及ぼした影響を議論します.第2部は英語セッションで,ネットゼロ排出への移行の国際的な不公正への対処策を,国際サプライチェーン,気候安全保障,ファイナンスの観点から議論します.
本シンポジウムは,環境経済・政策学会設立30周年記念シンポジウムの一環として開催します.持続可能な発展,社会,システムに関する研究に関心のある方―若手研究者・学生,研究者,ビジネスパーソン,政策担当者等―の参加を歓迎します.参加費は無料です.
● プログラム
13:30–13:40 オープニング
開会挨拶:水野 理(IGES,気候変動プログラムディレクター)
趣旨説明:森 晶寿(京都大学,Team STRAリーダー)
13:40–15:10 セッションI: 中国の電力・交通システムのネットゼロ排出移行<日本語>
モデュレーター:田村堅太郎(IGES)
報告1:森 晶寿(京都大学)
ネットゼロ排出移行の深化:複数システムの移行,移行促進ファイナンス,炭素漏出
報告2:堀井伸浩(九州大学)
中国の公正な移行は可能か?ー石炭火力の役割の変化、石炭産業の就業構造の変化ー
報告3:藤川清史(愛知学院大学)・伴ひかり(神戸学院大学)
中国の電力部門における電源構成の変化と炭素漏出
報告4: 王 嘉陽・渡辺隆俊(愛知学院大学)
中国の電力・モビリティ移行の国際バリューチェーン及び炭素排出への影響
質疑討論
(15:10-15:30 休憩 / Break)
15:30–17:20 セッションII: トランプ政権下の公正なネットゼロ排出移行<英語>
モデュレーター:堀井伸浩(九州大学)
1. ヌキ・アグヤ・ウタマ(ERIA エネルギー政策ディレクター/アジア・ゼロエミッションセンター所長)
Perspectives on net-zero and just transition in Asia
2. キーリー・アレクサンダー竜太(九州大学)
Implications on international supply chains
3. ナンダ・クマール ジャナルダナン(IGES)
Energy transition and climate security in the Asia Pacific
4. 森 晶寿(京都大学)
Sustainable business model innovations for transformative finance
Q&A session
17:20–17:30 Closing Session
● Contact / 問い合わせ先
森 晶寿
E-mail: mori.akihisa.2a★kyoto-u.ac.jp
(★を@に変更ください)
チラシは(こちら)
